鑑賞のための 西洋美術史入門 (リトル キュレーター シリーズ)

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  • 視覚デザイン研究所 (2006年7月1日発売)
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 ギリシア美術から現代美術に至るまで、その年代の西洋美術の特徴を、代表作品とともに初心者向けにわかりやすく解説している。
 写真がふんだんに使われており、年表も見やすく、これならもっと大きいサイズの本にすればよかったのにと思う。

 それよりも、以前読んだ『名画の言い分(木村泰司著)』に比べると、解説が表面的なのと、解説文と紹介されている絵の関連性があまり無く、はっきり言うと何も印象に残らなかった。
 『名画の言い分』を読んで、これから絵画をこういう視点で鑑賞してみようという気になったのに対して、本書はたとえると教科書の副教材のようで、読み返す気にはならなかった。

 読む順番が逆だったら、良かったのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アート・建築・デザイン
感想投稿日 : 2008年12月7日
読了日 : 2010年12月7日
本棚登録日 : 2008年12月7日

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