思考をやわらかくする授業 (Sanctuary books)

著者 :
  • サンクチュアリ出版 (2013年11月20日発売)
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社会人若手だった頃に影響を受けたレバレッジシリーズに続き、2回転職をした今、非常によくわかる言葉だらけ。

■知らない世界をどれだけ
 目撃するかによって
 人生の満足度が決まる。

■給料以外の対価を見つける。
少なくとも会社にいれば、無料で新しい事に挑戦できる。

■自分が今持っている能力だけで、何年も無事にやっていけるのだとすれば、それほど不幸な事はない。


最初の会社から挑戦したく、年収を半分にしてベンチャーに飛込んだ一度目の転職。
そこで学んだ事を活かして、新しい道を探そうと、一度仕事を辞めて考えた2度目の転職。
引越しは8回目。

そんな中で、他の同年代よりも「楽しく」生きていられる理由がこの本に書かれていた。

■「こうあるべきだ」にとらわれず、自分の好きな事を好きなだけ試してみよう。
 これまで守ってきたもの、縛ってきたものをいったん忘れて、
 思い切ってゼロから始めてみよう。

 もっと面白いものはいくらでもあって、それは意外と簡単に手に入れられるし
 経験できるはずだから。

■知らない世界をどれだけ
 目撃するかによって
 人生の満足度が決まる。

■一度組み立てたブロックを いつまでも大事そうに眺めている子供より、
 すぐに飽きて壊して新しい作品を作り始める子の方が、成長が早い。

■定期的に引越しをして、今やっている事を完全にリセットする。
 仕事も遊びもライフスタイルも、根本から壊すことによって、
 結果鉄器に自分が出来る事の領域をもっと広げる事になる。

■「変えるべきではない理由」を上げ始めたらきりがない。まずはやってみる。

■順調な時こそ、次の準備をする。
「いい時」が続くほど、「悪い時」の創造が出来る人は強い。

■賞賛は得られなくて当たり前だと思っておく。
大衆に合わせず、とことんオリジナルに拘る。
「普通の人」には嫌われろ

■プログラミング

■楽しい生活を手に入れるためには、必死にやらなければいけない時もある。
しかしそれは、物欲を満たすための必死さとはまるで違う。

■1番になれないなら、専門家を目指すな。
専門じゃないからこそ、いつも新鮮で、違う視点から物事を見る事ができる。
ある仕事で身に着けたスキルは、別の仕事をしたとき、オリジナリティを生み出す強力な武器になる。

■給料以外の対価を見つける。少なくとも会社にいれば、無料で新しい事に挑戦できる。

■他責にする人と自責にする人の差は、20年後物凄く大きな差になる。
そしてその差を埋める事は不可能に近い。

■少しはサボらないと、仕事は楽しくならない。

■モノを持たない人ほど、物の価値がよくわかっている。

■自分が今持っている能力だけで、何年も無事にやっていけるのだとすれば、それほど不幸な事はない。

■貯金よりも、新しい経験を増やす。幸せな未来を約束してくれるのはお金ではなく、身についた力だけ。

■うまく行かなくて後悔するのと、やらなくて後悔するのは質が違う。前者は進化のためのハードルに過ぎない。

■「何を知っているか」はどうでもいい。
 大事なのは、その知識を使ってどんな新しい価値を生み出せるか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年4月29日
読了日 : 2021年8月7日
本棚登録日 : 2021年4月29日

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