バカを使いこなす聞き方・話し方

著者 :
  • 幻冬舎 (2006年6月1日発売)
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本棚登録 : 85
感想 : 14
3

・感想
手をやく職場のバカに対してどう対処するかをまとめた書籍。
反面教師にしながら上手く回していこうと思います。
・Todo

バカはリーダーの足を引っ張る。
良いつもりで行ったことでも周囲を混乱に陥れる。 

★バカ=コミュニケーション能力がなく、物事を自分で考えようとせず自分、他者で大きな勘違いをする

リーダーはこんなバカを動かすべく部下のキャラを把握する必要がある。

バカはワンセンテンスが長い。
何を言いたいのかわからない。
途中でどんどん話がズレる
感情的になる。
少ない知識で判断して、暴論、飛躍になる
根拠を言わない、イエスノーが曖昧
問題点を理解していない

★★理解するコツ
中心となるキーワードを明確にする。
意味をはっきりさせる。
何に反対しているかを意識的に捉える、考える。
整理して誘導する。
★★★つまり君はこう言いたいのね。
★★★なぜそう言えるのか?根拠を明確に
★★★例えば?と具体と抽象を質問する。

★★★★★
それは何か?定義は?
何が起こっているか?現象は?
その結果何が起こるのか?結果は?

それはなぜか?理由、背景は?
いつからそうなのか?それ以前は?
どこでそうなのか?他は?
どうやればその問題は解決するのか??

★★★★全てにルーズなバカは他責思考

安請け合いして、逆に信頼を失っているバカもいる。
真っ正直バカは干される。何もかもストレートに出す必要はない。
★★★★感情的は人間には本音を言わなくなる。
★★★★成功した時こそ他人のおかげである。
★★★★他人に使われるうちに技術を習得し、だんだんと自分の道がひらけてくる。

★★★★★バカに対応する方法
•正当に評価する
•あえて反対意見を出させる
•出会って3回目にキツく叱る
•わかりやすい言葉を用いる
•話は1分以内を心がける
•出来るだけ言動は一貫させる
 やむをえなければ言動を変えても良い。
・全員に対する時と個人に対する時を分ける
 会議ではしっかりと意見を聞き、説き伏せたり説き伏せられたりするべきである
・理解させるべき人と、そうでない人を分ける
・具体的に話をする
・高度なたとえや皮肉は使わない
・複雑な条件をつけない
・メールやメモ指示は箇条書きで単的に
・個人個人の違いを分けて対応する
★叱るのは1分で部下の立場で損だと教える
 人格や能力を否定しない
 比較しない
 褒めて貶す
 目標は短い期間で達成できるものにする
 交換条件をつけておどす
 自分で思いついたように錯覚させる
 責任を持たせる
 全てにルーズなバカは一度腹を決めてボロクソにけなす
 大物ぶるバカはプライドを十分に利用して、〇〇の現場責任者として立場を引っ張る役割を与える
 空気を読めないバカは外部と接触しない仕事、企画担当にさせること。
 プライドの高いバカは期日と成功条件を明確に伝えて依頼すること。失敗しても言い逃れ出来ないようにする。
 枝葉末節に囚われるバカは優先順位をはっきりと示す。
 なんでも反抗するバカはリーダーとして行動してもらい失敗したら厳しく叱責し反抗できなくする
 安請け合いするバカは面倒な仕事を最後まで責任を持ってやらせるようにすること
 他責のバカはどんな理由やどんな邪魔が入っても上手くやることを期待してるのでそれができないなら別の人に責任ある立場を与えるとはっきり言うこと
 それでも改善されなければ責任ある仕事を与えない
 他人任せバカは自立させるかもしくは永遠にロボットとして使わせる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書
感想投稿日 : 2024年1月6日
読了日 : 2024年1月6日
本棚登録日 : 2024年1月6日

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