『君のクイズ』を一気に読んで他の作品も読みたくなった。表紙にマルクスの顔が出ていて、どんな小説だろうと思ったことが、きっかけ。
何やら、マルクスとエンゲルスの出会いを阻止することで共産主義の消滅、を企むSF小説を含む短編集らしい。
特に『ひとすじの光』と『嘘と正典』が良かった。
『ひとすじの光』は、ウルっときたな。。SF要素は強くなかったが、歴史、時代、血縁、の要素が縦の軸で繋がり、一気に広がりを感じた瞬間に無いし涙が出た。
『嘘と正典』は、次の展開が気になり過ぎて、仕事の昼休み中も読んでいた。壮大な物語。
今まで、正直、SFって読んでこなかったけど、良さがなんとなく分かったような気がする。
自分にとっては新しい読書体験だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月3日
- 読了日 : 2023年6月3日
- 本棚登録日 : 2023年6月3日
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