つい150年ほど前にアメリカで行われていた非常な歴史、奴隷制度。国がオフィシャルに黒人を奴隷として堂々と扱えること。彼らにとっては、生きるも死ぬのも同じ死を意味するような生活だったことだろう。アメリカでは、もちろんすべての生徒にこうした奴隷制度を教えているわけである。今後このような人間を人間とも扱わぬようなことがあってはならない。だからこそ、アファーマティブアクションという制度をとって、人種やマイノリティに偏りがなくなるように国がサポートをしていく制度はとても良い案だと思う。(この制度を使って悪事を働く者もいるが…)
日本でもきちんと自国の歴史を正確に学ぶべきことである。私たち日本人が、どのようにしてアジア人を苦しめたか。日本は、西洋人(白人)を崇拝するかのように自動的に自分たちより上、アジア人や黒人は下と順位付けする。(知り合いが中国人のことを笑いながらチャイニーといっていてゾッとした。どう考えても差別的なネーミング)こんな考えは排除しないといけない。どんな人種だって、同じレベルであって同じように接することが当たり前だと言える社会でありたい。
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カテゴリ:
和書
- 感想投稿日 : 2019年9月21日
- 読了日 : 2019年9月20日
- 本棚登録日 : 2019年9月19日
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