うわー。という感じ。
男は死ぬまで現役感が有るなぁと思っていたけれど、女性も死ぬまで現役なんですよ! 男女は人として対等であるという、実は当たり前のことが認知されていない社会なのだなぁとしみじみ感じる。
性差で社会的役割が異なる時代は終わりを告げつつあるんだけれども、政権を奪われてはイカンというね。そうだろうねぇ。私が男ならそう思うだろう。
しかし誰向けの本だろうか、弱者であることを強いられている女性向け?そうであるとしたら、夢や幻想と言い切られると……いやそれでいいのかとなる。
さらに言えば、この本に書かれている「選ばれない男性たち」は、職場で暴力にさらされていると私は感じている。私ですら仕事において、パワハラ、アルハラ、セクハラなどの受けることは多い。
結婚、妊娠、出産などので女性に比べ会社から逃げにくい男性にとって、非常にストレスフルな社会なんじゃなかろうか。上司は部下へ、部下は家族へ、親は子へ、子はイジメを行う。負のスパイラルだ。
女性がDVだと言えるようになったように、男性もパワハラだと言えるようになることが大事であると考える。
職場でのパワハラは権力構造から引き離せばよいとも言い切れず、難しいのだろうけれども……………それでも、やはり、パワハラはおかしい。自分の人権を自分が護らないことが、自分を傷つけることになっているのかもしれない。
自分を護れ、戦わずとも逃げろ。そんなことを考えた。
読書状況:読み終わった
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教養
- 感想投稿日 : 2014年10月26日
- 読了日 : 2014年10月26日
- 本棚登録日 : 2014年10月26日
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