なるほどなぁ。百田尚樹氏の「永遠の0」を読んだ時の、ノンフィクションじゃないのにノンフィクションのフリをした小説ってどうなんだろうと思った感じが継続していたのかーってなった。
永遠の0は直接の利害関係者がお亡くなりのケースが多いから、被害者の数は少ないのかなぁとは思うけど(それでもよくはないけれど)、殉愛に関しては、この本を読む限り「どうしてこうなった」っていう感じ。出落ちか。
フィクションとして書くなら、もう少し面白くかけたんじゃなかろうか百田尚樹氏。仕事選ばなかった理由は何なのか。金なのか。むしろそのあたりが知りたかった。
なにはともあれ、大切な家族が亡くなった後、その家族が言っていたこととして非難されるというのは、遺族にとってはしんどいだろうなぁ。
(本当の真実はどこにもないのだとも思うんだけど)
ご本人のご冥福をお祈りしつつ、遺族の心の傷が癒えることを願うばかりです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年6月25日
- 読了日 : 2017年6月24日
- 本棚登録日 : 2017年6月24日
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