第1刷読了。
脚本家としての著者が、いかにして脚本家になったかの経緯をエッセイ的に描きつつ、影響を受けた著名人の言葉を紹介したり、これまでに携わってきた著者の思い出深い作品の背景的な「当時」を紹介したりした一冊でした。
文体は著者が脚本家であるため、非常に読みやすかったです。また真面目である人柄が感じられる内容でした。
ただ、内容的には、2011年初夏現在までのことしか紹介されていなかったので、2011年初夏以降から直近にあたる参加作品などの裏話は次の刊行を待つしかないようで残念です。
あとがきを読んだ印象から、著者の多忙な様子が感じられて、もし出版予定があったとしても続編的なモノは、さらに数年先は待つ可能性が高いように感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年9月16日
- 読了日 : 2012年9月16日
- 本棚登録日 : 2012年9月16日
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