書店で平積みになっているのを無視できず買ってしまった。
「これを参考に散歩を」というわけではなかったが、「自分の散歩の参考に」くらいは思って、買ったのだと思う。しかし、散歩の目的、着眼点みたいなものが違って、参考にはならない。
やはりここは、泉さんの着眼いいよな、と思って、泉さん流散歩をするのがいいと思う。
っていうか、これはそういう実際的なガイド本として作られているのか?
私が勝手にそう思っているだけではないのか。そんなことだと東京以外では売れないではないか。
まだ見ぬ場所を、多分この先も行くはずのない場所を、泉さんと歩いているかのように味わう本ではないのか。
地図のイラストも楽しく、本来なら行くはずもないような場所も、いつか行きたい、歩いてみたいと思わせる、すてきな本だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年9月14日
- 読了日 : 2016年9月14日
- 本棚登録日 : 2016年9月10日
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