ひとりでカラカサさしてゆく

著者 :
  • 新潮社 (2021年12月20日発売)
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本棚登録 : 1817
感想 : 140
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三人の老人の人生の終焉と、残された人達の日常。
物語は江國さんらしく淡々と綴られ、猟銃自殺という衝撃的な出来事もすんなりと受け入れてしまう。

結局のところ、人は生まれてから死ぬまでずっと一人だけれど、それは決して嘆いたり悲しんだりするべきことではないと思う。

2021年最後の1冊。大晦日の1日で一気に読んだ。
私は江國さんの描く女性(特に老女)が好きだと、あらためて思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年1月1日
読了日 : 2021年12月31日
本棚登録日 : 2021年12月21日

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