三人の老人の人生の終焉と、残された人達の日常。
物語は江國さんらしく淡々と綴られ、猟銃自殺という衝撃的な出来事もすんなりと受け入れてしまう。
結局のところ、人は生まれてから死ぬまでずっと一人だけれど、それは決して嘆いたり悲しんだりするべきことではないと思う。
2021年最後の1冊。大晦日の1日で一気に読んだ。
私は江國さんの描く女性(特に老女)が好きだと、あらためて思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月1日
- 読了日 : 2021年12月31日
- 本棚登録日 : 2021年12月21日
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