良書である。発行された2009年に出会っていればと思ったが、Never too lateということで今に感謝。ぜひお勧めします。
以下個人的まとめ。
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1. 山や谷があるように、人生にも浮き沈みがある。人生の山は順境、谷は逆境である。
2. 多くの人は山に長く留まれず、すぐに谷に落ちてしまう。また谷に落ちるとそこからなかなか抜け出せない。
3. 山から谷への転落の原因は「慢心」である。慢心ゆえに山はいつまでも続くと思ってしまい、山に留まる準備を怠ってしまう。
4. 谷からなかなか抜け出せないのは「恐怖心」にある。この谷は永遠に続いてしまうのではないかと思い、山にいる自分をイメージできない。
5. 山や谷が起こることは変えられない。しかし、事象における心の捉え方は自分で変えられる。
6. 谷に落ちたらまず恐怖心を振り切ろう。谷に落ちた原因があるはずだ。そこから学ぼう。将来なりたい自分像を描き、そこに近づけるよう行動しよう、そうすれば事態は好転し、素早く谷から抜け出せる。
7. 山にいたら長く山に留まれるよう、努力を怠らないようにしよう。いつ来るかもしれない谷に備えよう。
8. こうすれば、山に長く留まることができ、谷に落ちてもすぐに抜け出すことができ、山の回数を増やすができる。
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- 感想投稿日 : 2022年10月30日
- 本棚登録日 : 2022年10月30日
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