暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ

  • 世界文化社 (2013年11月21日発売)
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5

四季を楽しみたい…

そして、
出来れば、一年に4回。
…ではなく、もっとなにかにと理由をつけて、何度でも。(^^♪

例えば春一つをとってみても、
雪溶けの頃と、
春の花が咲き始める頃では全く景色が違う。
さらに、春を告げる鳥がさえずり始める頃とか、
あ~、そだそだ♪桜満開!の時期なんかも華やかでいいですねぇ~

ふっと、目に付いたタイトルには
「七十二候の楽しみ方」とあった。

七十二候とは農事に役立てようと、古代中国で誕生したものらしい。
その歴史は古く、
江戸時代まで普通に用いられていたが
17世紀に『天地明察』の主人公でもあった『渋川春海』により日本の紀行や風土にあわせた改訂版が出されたらしい。

それは
『東風解凍』にはじまり、
『啓蟄啓戸』
『雀始巣』・・・

など字面を眺めているだけでも和むもの。
他に、
季節を堪能するヒントや
豆知識、可愛らしいイラストなど、

ことあるごとに開いて楽しみたい本だな~と、思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年1月17日
読了日 : 2014年1月17日
本棚登録日 : 2014年1月17日

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