もう、聞こえない

著者 :
  • 幻冬舎 (2020年8月26日発売)
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本棚登録 : 1450
感想 : 160
4

再読、どんな物語かすっかり忘れていて、あらすじ読んでも思い出せなくて読んだ。
親友を殺されて雑誌記者となった主人公も拉致されてあえなく殺されて埋められてしまう。
幽霊となった被害者は後任の女性を導いて犯人を追う。こう書くとなんだそりゃ、なんだけど時間軸や構成の妙で最後まで楽しめる。

2022/03/05読了
新境地?いやいやこれは無いだろう。
そんな風に思いながらも面白くて一晩で読んでしまった。後でもう一度読んでみよう。
いやこれは、まんまと一杯喰らったような、でも笑えるような泣けるような。読書って楽しいなと思える一冊だった。

作品紹介・あらすじ--------------------------
「女の人の声が聞こえるんです」。
殺人の罪を認め、素直に聴取に応じていた被疑者が呟いた。
これは要精神鑑定案件か、それともーー。
身元不明の男性が殺害された。
加害者が自ら一一〇番通報し、自首に近い形で逮捕される。
これで、一件落着。
自分の出る幕はない、と警部補・武脇元は思っていたが……。
事件の真相に、あなたは辿り着くことができるか。
伏線に次ぐ伏線が織りなす衝撃のミステリー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・エッセイ
感想投稿日 : 2022年3月6日
読了日 : 2022年3月5日
本棚登録日 : 2023年3月10日

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