薔薇のマリア 13.罪と悪よ悲しみに沈め (角川スニーカー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月1日発売)
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感想 : 13件
改めてパンドラの箱の中身のようだなあと思った。世界は悪意と嫌悪と猜疑心と劣悪と後悔と叶わない恋慕と焦がれた想いと手の届かないものやアレやコレやそんな感じの物が沢山あるのに、ただ一本、美しいと想う物と心がそこにあるのだ、という…何。ただ、今まで”悪”は”死”だったような曖昧な記憶だけれどもそれと違くて悲しんぼ…ていう終わり方がとても虚脱感がした。満足感の裏返しなのか。かなしいね← 次回はきっと、JMAが会員を増やしているのではないかなあと思いつつ、トマトが異世界住人という勝手な解釈の説明がなされそう楽しみ
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
作家 - 十文字青
- 感想投稿日 : 2010年4月1日
- 読了日 : 2010年4月1日
- 本棚登録日 : 2010年4月1日
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