チーム思考

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2012年9月26日発売)
3.15
  • (2)
  • (4)
  • (10)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 108
感想 : 10
5

チームとは?リーダーとは?フォロワーとは?
そんな問いに真正面から答えた本。

日本におけるリーダーとは、「多くの人達を率いて、問題解決をしていく人」のような、まるでスーパーヒーローのような人物が描かれる。
でも、リーダーはそうではない。ある達成すべきイシュー(目的)があって、それを達成する為に一番最適な人がリーダーシップを発揮する。

そして、リーダーだけでなく、チームのメンバーがフォロワーとして、自分のチームに貢献する為には、何が出来るかをとことん考えて、しっかりと支える。

リーダーは一人では何も出来ない、だから、他の人達も行動しないといけない。だから、誰かに頼るだけでは駄目なんだ、と強く思いださせてくれた本。

気になった箇所をピックアップ!
☆チームは【イシュー(目的)】を共有する者の集まり

☆大きいチームでは、「統率力」が、小さいチームでは「多様性の確保」が最重要課題

☆メタ認知・・・自分が何を考えているか、どう行動しているかを自分で認識すること。*チームでは、自分を含むチーム全員の役割、得意不得意、行動特性がメンバーの頭の中に入っている状態が、チームの連携を生む。

☆メタ認知を獲得するには、デブリーフィング(話し合い)が必要

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年3月3日
読了日 : 2013年3月3日
本棚登録日 : 2012年12月31日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする