読み物としては面白かったが、これでもってこれからの消費行動を語るのは乱暴すぎる。「調査にあがってこない層=潜在的な消費層」は正しいが、「この層がこれからの消費のマスボリューム」は勇み足。本著の調査とは別の調査をしないとそれが検証できないことぐらいわかるよね?
一昔前、渋谷のごく一部の女子高生を見て当時の若者像の捏造していたのと同じことが今でも平然と、というかドヤ顔で語られているのを見ると辟易する。
木を見て森を語るこの感じ、これぞ博報堂!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マーケティング論
- 感想投稿日 : 2014年3月11日
- 読了日 : 2014年3月11日
- 本棚登録日 : 2014年3月9日
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