シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と青の公爵 (角川ビーンズ文庫 73-2)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年8月31日発売)
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本棚登録 : 624
感想 : 76
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シリーズ二作目。優しい文章と裏腹にジョナスの嫌な奴感+小物感が増していて、悪意が際立って見えるようでした。
アンの職人としてのプライドとか「作りたい」という気持ちがアルバーンの最後の台詞に繋がってるんだと思うと感無量でした。
きっと、何かが宿っている。
そんな風に思わせてくれる砂糖菓子、自分も欲しい限りです。
それにしてもシャルかっこいい!ちゃんとアン(というか人間?)を理解しようとしている姿にときめきました。
ヒューの振る舞いに「人間だなぁ」としみじみ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2011年8月26日
読了日 : 2011年8月26日
本棚登録日 : 2011年8月26日

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