レッドベリルにさよなら 2 (ダリアコミックス)

  • フロンティアワークス (2018年5月22日発売)
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本棚登録 : 297
感想 : 7
4

献身的な青年×死にたがり吸血鬼の2巻目。孤独な魂と魂が出会い互いがかけがえのない存在となっていくまでが情感細やかに、そして今回はさらに純粋な愛とエロがしっかりと描かれていました…!

和重は吸血鬼だけどとても善良なので、昭彦への愛が深くなればなるほどずっと一緒にいたい気持ちと、彼を人でないものにしてしまう罪悪感とのはざまで大いに揺れ動いて葛藤しています。将門は和重を弱いというけど、人としての心を失っていない証であると思うんですよね。
でも、これ以上誰かを失う怖さ、寂しさには耐えられない気持ちも実はあって。
そんな和重に昭彦が、幸せになることを拒まないでと強く訴えるシーンはぐっときました。
昭彦の想いが深くて誠実でたまりません…
…しかも大型わんこ。命を救われて懐いてるのがどんどんラブに変化していってて、めちゃキュンキュンします。

そして、今回はがっつりとお待ちかねのHシーンが…!昭彦のわんこに見せてのDTらしからぬ攻めっぷりに、目がくぎ付けになりました!
愛の証しが吸血よりまずHだったのには安堵~
ただ、揚げたてコロッケがものすごく気になったのは言うまでもありません(笑)
コロッケもおいしそうだけど、和重の方がもっとおいしそうだったから全て察し。

将門と師夏の関係も危険でエロいのがいいです。師夏は、小悪魔の雰囲気がさらに増量していてとても惹きつけられます。
シュークリームのメモが印象深かったです。昔はこうするしかなかったのよね。細かいレトロみがすごい。

続きがまたまた気になります。幸せになってほしい~!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ♥BLコミックス♥
感想投稿日 : 2018年5月27日
読了日 : 2018年5月27日
本棚登録日 : 2018年5月27日

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