たいそうおもしろうございました。だがしかし、おもしろいわりにはうまく感想が紡げないという感じ。扱っている個々の物が非常にユニークでありまして(ex,自由の女神、人形の家、カタログ、パノプティコン、写真、肖像、寝台、椅子、都市)、それに付随する形象の変遷(社会状況の変遷)もきれいさっぱり。…どう考えてもこれくらいしか思いつかないから、とりあえず個々の物の歴史は無視して、全体への基調だけでも記そうと思う。
この本は物の形象に刻み込まれた「(集合的な)まなざし」に注目し、物とまなざしからその当時の社会状況、あるいは社会の雰囲気を読んでいる。
以上…。趣味的読み物としてよかったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会学系
- 感想投稿日 : 2011年8月14日
- 読了日 : 2011年8月14日
- 本棚登録日 : 2011年8月10日
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