作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー I)

著者 :
制作 : 青山南 
  • 岩波書店 (2015年11月28日発売)
3.60
  • (3)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 156
感想 : 7
3

・どういうとき自分はベストな状態にあるかを自問し知っておく必要がある。自分にとって理想の部屋とはどんなものか?音楽は欲しいか?沈黙が欲しいか?自分の外側は混沌としていたほうがいいのか、平穏であったほうがいいのか?自分の想像力を解き放つにはどういうものが必要か?(トニ・モリスン)
・自分の感じ方はわかっている。みんなと同じで、いろんな偏見や信念の産物だから。わたしが興味あるのは、どんな考え方にも複雑な面がある、脆い面があるというところ。「わたしはこんなふうに信じてるのかもしれないけれど、でも、もしそれが間違いなら、いったいどういうものになる?」あるいは、「それがなんなのかはわからない、でも、それが自分にとって、また、ほかのひとにとってどんな意味をもっているのか、ぜひ知りたい」(トニ・モリスン)
・本を書けるようになるには人生経験が必要だ、という人もいる。だけど、どこにも出かけないで、ただ頭で考えたというひともいる(トニ・モリスン)
・頭のなかで想像したものを書くほうが、見た覚えがあるものを書くより、ぼくは正確に書けるんだ(マキューアン)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年11月4日
読了日 : 2016年3月13日
本棚登録日 : 2018年11月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする