キャズム: ハイテクをブレイクさせる超マーケティング理論

  • 翔泳社 (2002年1月1日発売)
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本棚登録 : 1977
感想 : 158
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最初に読もうと思ってからだと、10年以上経っていると思います。

この本を読んで、キャズムについて、いろいろ勘違いしていたことや、かなりの理解不足であったことがわかりました。
そしておそらく、「キャズム」を口にする人の多くは、この本を読む前の自分同様、キャズムに関して勘違いしていたり、理解不足だったりするのではないかと思います(そういう人たちとの会話から察するに)。

アーリー・アダプター(ビジョナリー)と、アーリー・マジョリティ(実利主義者)の間の溝(キャズム)の発生は、ある種、必然ではあるものの、そこを超えられる可能性はあり、この本では、キャズムを超えるための方法が、丁寧に説明されています。
とはいえ、その方法を実行するのは、決して簡単ではなく、しかも、リソースや組織のあり方の変更も含めた方法であることを考えると、かなりハードルは高いと思います。
ただ、信憑性はありそうな方法なので、試してみる価値はありそうです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館で借りた本
感想投稿日 : 2023年4月6日
読了日 : 2023年4月6日
本棚登録日 : 2023年4月6日

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