素朴なロシア紀行文。
ときたま発揮される著者の茶目っ気も魅力的なのですが、夫の寝ているところやしょんぼりする様子が挿まれることも多く、じんわりと夫に対する著者の愛情が感じられました。
タイトルにある犬は、著者の様子を指して夫からポチと冗談で言われたことからきているとあとがきで書かれていますが、本文中の夫の描かれ方もなんとなく愛犬を愛でているような感じであるので、どっちもどっちなような。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月25日
- 読了日 : 2022年1月25日
- 本棚登録日 : 2022年1月25日
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