80年前の物語を漫画化した作品。幅広い年齢層の方にお勧めしたい。
中学生のコペル君と叔父さんは、ノートを通して胸の内を伝え合う。
そこには、人が生きていく過程で大切な事がぎっしりと書かれていた。
誰もが必ず、惹かれる言葉に巡り合えると思う。
映画は見たことがないが、この一冊だけでも大きな収穫が得られた。
立派に生きていくこと。この言葉に関わる話が大好きになった。
勉強して有名な学校へ入ること。有名人になること。沢山のお金を稼ぐこと。
つまり、「周りから凄いと思われること」に執着していては、本来の自分を見失ない、満足できる生き方ができないと気づかされた。
わずかな事でもいい。人の為にできることを考え、実行する。見返りを求めない。そういう心がけを持ちながら生きていきたいと思えた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月25日
- 読了日 : 2023年9月24日
- 本棚登録日 : 2023年9月25日
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