この本を本屋じゃない所で買った。
キラキラして女の子が好きそうなモノが沢山売っている店。
自分の中で本屋では無い場所で本を買う行為もそうだし、
蜷川さんの色彩感覚は数年前まで自分の中には存在しないような感覚だったので、何もかもが新鮮です。
映画「ヘルタースケルター」を観た時に蜷川さんの持っている其の感覚と物凄いパワーを持っている女性なのだと思いました。
ある種の攻撃性がある。
そんなイメージも沸きました。
でも、この本ではそれよりも楽しそうな雰囲気が伝わって来て読んでいて肯定できる箇所が幾つもあった。
【母親の喜びと自分のやりたい仕事を持つ】という項目で、
『そうか!そうだった蜷川さんってお母さんなんだった!』
と改めて思い出しました。
(毎日、蜷川さんがツブヤクのを読んでいても、
この人がお母さんなのを忘れてしまう。)
蜷川さんの説はこうだった。
『女性は男性よりも一つ子供を産んで育てるという楽しさがあるんだよ。
大変は大変だけど仕事もして子供も育てて、好きな事もする楽しさが多いって素晴らしい事』
私はコレを読んで物凄くhappyな気持ちになりました。
それから【量を伴わないと質は無い】って一説も納得しました。
何でもいいから一日100とか200とか写真を撮り続けなさい蜷川さんはアシスタントのカメラマンにそう言うそうです。
遣り続けないと解らない事があるし、
解らないという事は自分の駄目な所も解らないままなんだそうです。
シオリが色トリドリの5色展開なのも蜷川さんらしい可愛らしさでした。
何時もメジャーに拘り続ける蜷川さんらしい言葉の数々、
絶対に頑張っている人の特効薬になる本だと思います。
- 感想投稿日 : 2016年7月23日
- 読了日 : 2016年7月23日
- 本棚登録日 : 2016年7月23日
みんなの感想をみる