女性専用シェアハウス「ティラミスハウス」の住人ひとりひとりが主人公の連作ストーリー。住人みんなに、社会福祉士のテキストに登場しそうな事情があって、読んでて明るい気持ちになれる話ではないのに、一気に読み終えてしまった。雑然として掃除が行き届いていないハウスが描写されていて、生活に苦しい人たちのシェアハウスならモノが少ないのではと思いがちだけど、そういった取捨選択が難しくなるほど精神的に追い込まれているのだなとも感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年5月10日
- 読了日 : 2018年5月7日
- 本棚登録日 : 2018年5月7日
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