「すこし愛して、ながく愛して」故:大原麗子のCMのセリフが浮かんだ。
当時、思春期だった私は「そんなの物足りないじゃん」と思ったけど。CMコピーは正しかったのだ(笑)
溢れた愛に溺れそうな人たちを描いた4話短篇集。
どれもとても繊細な人が登場する。
屈折した愛は他者も自分も傷つける。
細か過ぎる描写が多く、なんかイラッとするのは作者の意図かもしれない。読んでいる私まで、溺れかけて息苦しさを感じた。初読み作家、読むのに覚悟がいるのね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年5月8日
- 読了日 : 2022年5月7日
- 本棚登録日 : 2022年5月8日
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