三国志(八) 図南の巻 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2013年6月26日発売)
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本棚登録 : 270
感想 : 13
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俗な表現になるが、タレント豊富な劉備陣営である。

老将黄忠、趙雲の活躍あり、張飛もかつての脳筋キャラからは成熟したような戦いを見せる。そして何よりも関羽は強い。
蜀漢の豊かな人材の、まさにピークとも言える働きぶりが描かれた巻であった。

遠くない、衰退もそこはかとなく感じさせる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月10日
読了日 : 2022年10月10日
本棚登録日 : 2022年10月10日

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