春、桜を見るとこの本を思い出す。たぶんこの巻に載ってたと思うけど、ストーカーの話があるんですね。そのなかに桜の木が何回か出てくるのですが、おはなしのラストで、虎弥太が桜の木の下で、「桜の木の下で、こうやって目を細めてると、あったかい雪の中にいるみたいだよ」っていう台詞があるんですね。(って書いてますがうろ覚えなので間違えてるかもです。。。)今年、ナゼかふとそれを思い出して、私も目を細めてみました。いや、あったかかった。その日は快晴で、たしかにあったかかったけど、気分的にもあったかくて。そんなあったかい気持ちをわけてくれるこの本、私はとても好きなのです。
読書状況:読み終わった
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BOOK
- 感想投稿日 : 2006年4月7日
- 読了日 : 2006年4月7日
- 本棚登録日 : 2006年4月7日
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