謎はやはり円紫さんが解いてしまうのだが、彼の登場は最後の最後。そこまでの間に「私」は、親友を失って茫然自失となっている和泉さんの心のうちをのぞき、助けになろうとする。いくらか年下の子の心配をする様子は頼もしくも微笑ましくもあり。これまでの3人とはまた違う雰囲気の女の子たちをみることができる。
話はかなり重い。
「ここまでの謎を解くことなど、実は子供の遊びのようなものなのだ。それからどうするかの方が、遥かに難しい本当の問題なのだ。」
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2020年6月26日
- 読了日 : 2019年11月30日
- 本棚登録日 : 2019年11月27日
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