閉店する古本屋さんから格安で購入したまま積読になっていたもの。
有名な作家とは知らず……。
しかし、悪と善の境目にいるようなハードボイルド(探偵業)が、安定を失った大地の上でゆり動かされ読者に突きつける「善とは?」という問い。
作中にあった「変化したくないと思った時には変化しているんじゃないか」というような文に心をつかまされた。
シリーズの途中作らしいので、次に刊行された続巻を読もうと思う。そういう盛り上がった作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ハードボイルド
- 感想投稿日 : 2019年10月18日
- 読了日 : 2019年10月18日
- 本棚登録日 : 2019年10月18日
みんなの感想をみる