人には本来、個別的なものと、本源的共同性がある。
相手の視点に立ったり、その視点の交換を行って社会生活を営んでいる。
しかし、人は言葉を持ち、社会を形成し、神の視点を手にいれた。自由を手にした一方で人は限りなく不自由になった。
人の心がわかる本!というノウハウ本がブームだが、それだけ人の心がわからない人が多く、本が売れても、結局心がわからない人が減らないという要因の一端がここにはあるのかもしれない。
講義形式で、冤罪事件や自閉症等実体験に基づいた内容はとてもわかりやすい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人・人間
- 感想投稿日 : 2010年1月21日
- 読了日 : 2010年1月21日
- 本棚登録日 : 2010年1月21日
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