悪意の心理学 - 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ (中公新書 2386)

著者 :
  • 中央公論新社 (2016年7月20日発売)
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本棚登録 : 323
感想 : 26
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「差別」を扱った本。

ヘイトスピーチ、セクハラ、皮肉などの差別がなぜ起きるのか、またどう対処してくべきなのか説明している。人種や血統に関する社会問題として差別やクレーム、皮肉など日常内のコミュニケーションにおける侮辱や悪口など類型化すると際限がないとことが分かった。クレームの対応や正しい批判は興味深かった。

以前から差別はなぜなくならないのかが気になっていて購入。人によって言葉の受け取り方は様々ということを改めて認識した。多様な価値観が尊重されるべき現代においては非常に大事なこと。ただそんな時代にもかかわらずなぜ差別がなくならない原因はまだよく分からない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年3月31日
読了日 : 2020年3月31日
本棚登録日 : 2020年3月31日

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