アラスカ物語 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1980年11月27日発売)
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米国沿岸警備船のキャビンボーイとして渡米し、海獣の乱獲によって飢餓に瀕していた海岸エスキモーを率いて民族移動を達成し、ビーバー村を設立。フランク安田こと安田恭輔。東北での腕白な子供時代の安田恭輔とアラスカでジャパニーズモーゼと謳われたというフランク安田の数奇な人生を新田次郎が綴った小説。

100年以上経ち、移動のし易さという意味で世界は小さくなったように感じるが、人の人生の奥行きも小さくなってはいないか?

2020.3.29

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年3月29日
読了日 : 2024年4月5日
本棚登録日 : 2019年2月6日

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