とても好きな空気の連作短編集です。
どこから行っても遠いけれど、この町も世界のどこかにありそうな気がします。
どのお話もゆるゆると素敵なのですが、「長い夜の紅茶」がとても好みだと気が付きました。
弥生さんをすっかりもたいまさこさんに脳内変換して読みましたが、楽しかったです。このような楽しみ方もあるのだな。
そして、この本の物語の最後の一文が好きでした。
捨てたものではなかったです、あたしの人生。
わたしも自分の人生の終わりに、こう言えるように生きていこうと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年4月26日
- 読了日 : 2018年4月26日
- 本棚登録日 : 2017年7月15日
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