梅崎春生「幻化」の道筋を辿る旅。
鹿児島から熊本へと進んでいくので、桜島から阿蘇で「火」なのか、それとも…?
具体的な地名は出てきますが、主人公の心情は解るようでぼんやりしていて、なんだかふわふわと読んでしまいました。
鹿児島も熊本も旅したことがあるので土地勘はあったり無かったり。本筋とは関係ないですが、熊本城を観光する朝鮮半島からの旅行者に(一体誰の城であるかわかっているのだろうか。)と思っているの、確かに…となりました。
日和さんは文章が好きなのですが、こちらは普通だな…と思いました。小説ばかり読んできているので、詩を読んでみたいです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年11月5日
- 読了日 : 2020年11月5日
- 本棚登録日 : 2020年10月24日
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