とても密やかで、切ないお話でした。服飾に関するところも、長野さんの美意識が感じられて好きでした。比和と真哉と和、性別をあまり考えさせられませんでした。和はまだ学生だったので、学校生活の中では男子として暮らさないといけないのが面倒そうでしたが。人に惹かれるのって、性別は関係ないな、と長野さんの作品を読んでいると改めて思います。素敵なものは素敵。こちらにいろいろと想像させる、余白のあるところも好きな作品でした。真哉はやっぱり帰ってこないのかな。三の宮が気になる存在です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年11月25日
- 読了日 : 2017年11月25日
- 本棚登録日 : 2017年11月18日
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