目眩く赤…鮮やかな色彩でした。
原作はてめぇで帰ってくるところまでだったなーと思い、それからの展開は少女漫画的だと思いましたが性癖で殴るのもここまで徹底した世界だと見入ってしまいます。
吉原や郭の世界は惹かれるものもありつつ、フィクションだから見られるのであってそこで働いている人にとっては苦界でしかないのでしょう。
金魚が泳いでいる大門や、ステンドグラスみたいな障子、さすがでした。
ある中身をないと見せる方が粋、っていうのは……かっこいい。
土屋アンナさん、きよ葉似合ってた。
粧ひの菅野美穂さんと高尾の木村佳乃さんもさすが。
郭の主人夫婦、石橋蓮司さんと夏木マリさんって似合いすぎでした。
あと、庵野監督突然いて笑ってしまいました。
椎名林檎さんの音楽もさくらんにぴったりで素敵でした。
蜷川実花さんの映画は極彩色にやられるので定期的に浸りたくなります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2020年4月18日
- 読了日 : 2020年4月12日
- 本棚登録日 : 2020年4月10日
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