ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学 (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社 (2017年2月19日発売)
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<目次>
はじめに
第1章  サンゴ礁と共生の世界~刺胞動物門
第2章  昆虫大成功の秘密~節足動物門
第3章  貝はなぜ螺旋なのか~軟体動物門
第4章  ヒトデはなぜ星形か~棘皮動物門Ⅰ
第5章  ナマコ天国~棘皮動物門Ⅱ
第6章  ホヤと群体生活~脊索動物門
第7章  四肢動物と陸上の生活~脊椎動物亜門
おわりに

<内容>
生物はなぜそんな形をしているのか?そこに視点を置いた記述による生物の本。よくわかる。基本は食べるためと外敵から身を守るため。各生物がそこに特化して、生き残るためにデザイン化されてきたのだ。「神が作った」と言っていいような素晴らしさ。そして、そこに関わるメカニズム(まさにメカニズム)は、我々がさらに科学技術を深化させるために必要な気がする。虫の翅の動かし方、虫のカラダ(キチン質のすばらしさと脱皮のつらさ)、ヒトデの五角形の秘密などなど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自然科学
感想投稿日 : 2017年6月11日
読了日 : 2017年6月11日
本棚登録日 : 2017年2月28日

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