しばらく絵本から遠ざかっていたであろう小学校高学年の子どもが珍しく食いついてきた本。
ある日、押し入れの隅っこから転がり出てきた毛糸玉でチイばあちゃんがベレー帽を編もうとかぎ針を探すが見つからない。
猫のとらたが「机の一番下の引き出しは探した?」と訪ねます。
「奥まで探した」とチイばあちゃんは言うのですが、とらたは奥の奥まで探したのかと聞きます。
そこで奥の奥までもう一度探そうと引き出しを開けると…?
引き出しには、自分の大切なものや、ちょっとしまっておきたい細々したものを入れたりしますよね。
引き出し一つでこんなに夢のある世界が広がるなんて、なんて不思議で素敵なんだろう!とワクワクしてしまいます。
さすが、あまんきみこさん。そしてやまわきゆりこさんの絵がほんわかとその世界観を伝えています。
最強のタッグですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2022年6月9日
- 読了日 : 2020年4月27日
- 本棚登録日 : 2022年6月9日
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