普段何気なく食べている手作り弁当。
探ってみると奥が深い!深すぎる!
自分も学生時代、独身時代、母親に毎日作ってもらっていたけれど、いざ、自分がお弁当を作る番になったら、母親のしてくれていた当たり前だと思っていたお弁当の大変さ、愛情をひしひしと感じてます。
嫌いなものをいかに食べやすくするか、栄養面、彩り、好きなものも入れて…と色んな思いが詰まっているんですよね~。
お弁当を作ることで、色んな社会が見えてくる、食事のバランス、食べる人への愛情、食の安全、果てには日本の食料自給率…
子どものうちにお弁当を作らせてみることの大切さ。
わが子の学校では年に1度、弁当の日、というものがあり、初級は一緒に買い物に行く。献立を考える。詰める。中級は一緒に1品作ってみる。上級は全部自分で作る。今年は半分くらい自分で作らせてみました。自分で作った方が早いけれど、これも子どもを成長させるため、とジッと見守りました。
お弁当を作れるようになると、いざ、自立したときに、まごまごせずに、食事がつくれるようになりそう。食生活の基盤ができそう。
毎朝早起きはつらいけれど、さあ、また明日もお弁当作るぞ!という気にさせる1冊でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
暮らし
- 感想投稿日 : 2022年5月8日
- 読了日 : 2017年6月15日
- 本棚登録日 : 2022年5月8日
みんなの感想をみる