阿・吽(4) (ビッグコミックススペシャル)

制作 : 阿吽社 
  • 小学館 (2016年6月10日発売)
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感想 : 3
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人というのは見苦しいものである。権力を持ったものほど。は、さておき。最澄が見出した灯は…「「救い」というのは、限りのあるものではない!」という最澄の言葉のほうが重く、まやかしであると言い切った徳一はいいがかりのように見える。「頭を下げる者に金は託せん。頭をもたげて遠くを見る者にこそ、力を貸したいと思う者だ。」阿刀大足の天邪鬼っぷりは敵に回すとやっかいではあるが。「けど道には通り方があるということや、周りを味方につけて通らんと道は段々狭うなる。「行く先」を決めるのは、「来た道」でしかないで…」霊仙がその後三蔵法師となる話はまた別の機会として。「きちんと衣を着るというのは、礼と節をまとうということだ。」勤操のおっさんも野生児のような空海には手こずるか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: おかざき真里
感想投稿日 : 2017年3月5日
読了日 : 2017年2月3日
本棚登録日 : 2017年2月3日

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