しょぱなからのうざ蓮展開に蓮も人の子だったかと思ったり思わなかったり。THEなイケメン俳優も悪くはないけど、今のうざかったりめんどくさかったりする蓮が人間味があっていいんじゃない。奥方様御一行は悪いけれど笑った。理由と事情は様々だけど世界への一歩を踏み出したルートプロジェクト御一行はどうなることやら。なにやらうさんくさい王子が思わせぶりすぎて、はよ正体あらわせやと思った次第。あいつうさんくさすぎる。

2024年4月30日

読書状況 読み終わった [2024年4月12日]
カテゴリ 仲村佳樹

「道成寺」に向けて準備に余念のない憲人。前のめりな性格が良い方にも悪い方にも転じるのは人の世の常。自分が人生の主人公ではあるけれど、関わる人達が脇役かといえばそうではなく、彼ら彼女らもまた主人公であるわけで、憲人は前のめりがすぎて視野が狭くなっていて、それは致し方ないにせよ、どんな時でも平常心でいることができるわけもなく、手に入れたり失ったりするのが人生。そんな当たり前なことを思ってみる。一つのことにだけ集中できればいいんだけれど、組織に属す以上そういうわけにもいかなくて、バランス取るの難しいとも思った。

2023年10月29日

読書状況 読み終わった [2023年10月6日]
カテゴリ 成田美名子

待ちに待ったライオン新刊は笑ったり、ほろっとしたり、涙ぐんだり、中々忙しかった。何巻か忘れたけれど、妻子捨男とのファイトの後、居間に布団並べて眠りについたあの頃の心許なさ、どこにいけばいいのか、真っ暗な夜の海で救助を待つ難破船みたいな心持ちだった桐山くんもあかりさん・ひなちゃんが、こんなにも笑っている姿が見られる日がくると思わなかった。二階堂くんと桐山くんもまさかこんなにも「心友」と思い会える日がくるとはねぇ。さあこの後あかりさんはどこへ向かうのか、桐山島田戦はどうなるのか。楽しみだ。

2023年9月23日

読書状況 読み終わった [2023年8月29日]
カテゴリ 羽海野チカ

ちまを救うためにちまの前世に飛び込んだ蓮。その一方で輪くんは神社できな臭い会話中。東京タワーのあれから20年ぐらいは経っていて、決着がついたはずなのに、いまだにつきまとう。蓮がロジオンの転生として生まれ落ちたことが原因なのか、そもそもの因縁なのかは不明だけれど。蓮とちまはモクレンとシオンの子だからいたしかたないとしても、その他の子たちはせめて月組との転生とは無関係でいてほしかった。蓮は蓮として生きるのかもっていうのが見えたら、ちょっとだけ救われた。あとアリスが意外と普通に俗物なお母さんで安心した。

2023年5月8日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年5月8日]
カテゴリ 日渡早紀

スキビが真っすぐに進行するわけじゃないとはわかってはいたけれど、RouteProjectのためとはいえ、こんな大掛かりな寄り道するとは思わなかったし、割とシリアスな進行の割に、ポンコツな敦賀さんがいて。もしかして敦賀さんは恋愛絡むとめんどくさいし、思っているほど器用じゃない人で、公私混同甚だしい?という思いを再確認。むしろ、京子さんのほうがしっかりしているというか。。浮ついていないような気がしてならない。大丈夫なのか敦賀さん?

2023年5月7日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年3月31日]
カテゴリ 仲村佳樹

今更だけどせかきら。一巻持ってなかった。これを読んでいた当時は万葉よりは上だけど、杉本よりは下ぐらいの世代だったはず。どっちかっていうと万葉や扇子に気持ちがよってた気がするけれど、若かったな。今は「天使1/2方程式」で万葉の子どもたちが主人公やっていて、まあお互いに年取ったなあと思うし、なんか若い頃あったなって思うし。携帯電話もまだ普及していない世界で、未成年との恋愛にもうるさくない時代で、なんかこういう時代の流れを感じるのも悪くないって思った。思ったし、なんか若い頃の恋愛って、そこで世界が閉じていて、若いなーって思ってしまった。

2023年1月25日

読書状況 読み終わった [2023年1月11日]
カテゴリ 日高万里

「道成寺」が間近に迫りつつある中で、日々の舞台は変わらずあって、その中で稽古をつけてもらったり、お弟子さんに稽古をつけたり。1巻の見習いの憲人を思うと、ここまで来たんだなーと感慨深いものがある。朴念仁の甚六・憲人はじっさまとの「秘密」を抱えながら、道成寺まで無事に辿り着けるのか、ちょっときな臭い匂いがしなくもないが。きっと、憲人ならなんとかたどり着くんじゃないかと期待をしつつ、どこかで祈るような気持ちにもなる。

2023年1月9日

読書状況 読み終わった [2022年12月5日]
カテゴリ 成田美名子

停滞という表現が正しいかはわからないけれど、将棋の国で生きていくのは大の大人でも大変で、そんな中でしぶとくあがいてはいても、砂のようにこぼれ落ちていく何かがあって、零はその何かを持て余している。将棋だけが強ければ生きていけるのかもしれないけれど、指すのは人で、9×9マスの盤上は人生の縮図とまではいかなくても、性格や勉強の度合いというのが投げ出される場所で。だから、零自信の強さが試される場でもあって。なんかんだと将棋にしがみつくしかないと思い込んでる零の頑なさに胸がキュッとなる。

2022年11月21日

読書状況 読み終わった [2022年11月18日]
カテゴリ 羽海野チカ

今更だけど、3月のライオン。17歳の桐山君がまだ頑なで、孤独で、危うくて。そうかそういえば、この物語はそういうところからはじまっていたんだっけ。C級1組五段17歳、職業・プロ棋士。その年でプロになることを決めて、一人暮らしをしながら、棋士として勉強をし、学校に通い。それだけで、十分頑張っている。誰も桐山君を褒めることもしないし、職場は魔窟のようなところでむしろ油断すると足元掬われるような場所で、頑張ってるから、頑張りすぎないでと。

2022年11月21日

読書状況 読み終わった [2022年11月16日]
カテゴリ 羽海野チカ

遅々として進まぬストーリーと、着々と広がる風呂敷に置いてけぼりを食い気味ではあるが、そもそもがギャグ漫画のようなところもあるので、まあまあとは思ってはいる。思わせぶりなフリの回収はまだ入らぬようではあるが、これちゃんとオチがつくのか不安になる。キョウコのトリッキーな性格は今にはじまったことじゃないから置いておくとして、敦賀さんの鈍感さというか紳士ぶりがあさっての方向に行くのは、天然なんですかね。

2022年8月4日

読書状況 読み終わった [2022年6月20日]
カテゴリ 仲村佳樹

続きは気になるが遅々として進まぬストーリーと、前世関係がややこしいことこの上なし。ふとした疑問はアリスたちはなくなった順に転生しているから、輪くんとの歳の差があるはずなのだが、蓮やチマたちの転生とに整合性がとれやしないかと。それとも何か、前々世なのか。

2022年1月10日

読書状況 読み終わった [2021年11月5日]
カテゴリ 日渡早紀

ハチクロのその後。真山はあいかわらずリカさんラブがすぎて、藤原事務所の面々もドン引き。そらそうだ。野宮さんのツボがあゆだっていうのは今も昔も意外なんだけど、意外としっかりすっかりうっかりはまっていて、この人もこの人でこじらせた過去があって、青春スーツとか必死こいてた人も落ちる時には恋に落ちるんだ。意外にも長野がご出身ということで、実質プロポーズしちゃってるけど、やり口が蕎麦食べに行った時と変わらんやん。策士か。

2021年11月28日

読書状況 読み終わった [2021年10月8日]
カテゴリ 羽海野チカ

冒頭で同級生とご飯を食べているだけ涙腺にくる。林田先生が「学校の階段で…。」ってほんそれ。あの零ちゃんが!ってなる。ひなと零はどちらも理由は違えど親を亡くしていて、それだけでしなくていい苦労をしているのにひなちゃんはコンボで辛い目にあって、それを支えていたのは桐山君なんだけど。その二人が「幸せって…」って口にしたり、どうしたら一緒にいられるかを考えてる姿に、あぁ未来にむかって歩き出してる若者たちのまぶしいことよ…。気のいいラスボスこと島田さんのくだりは笑っちゃいけないけど笑った。二階堂の気付きも胸熱案件。

2021年11月28日

読書状況 読み終わった [2021年9月29日]
カテゴリ 羽海野チカ

ここまできたからには完結するまで読むっきゃないと腹すえてますけど、思わせぶりな割りに進まないストーリーにイラつきを感じるわけで、はよ進めんかい。突然のサラさん登場に君は誰となるわけで。蓮の母君ですか、そうですか。年齢不詳なのはさておくとしても、サラさんのご家族は何者なんでしょうかね。そろそろ明らかにしていただかないとモヤつきっぱなしなんですけれど。そして、何やら新たなプロジェクトが動くようで。あの内輪ネタは結構置いてけぼりくうのできついんですよね。とも思った次第。

2021年11月28日

読書状況 読み終わった [2021年9月27日]
カテゴリ 仲村佳樹

未収録のエピソード。商店街のアイドル・あゆを想うも想うだけのへたれな男衆。一平さんはどこかで諦めていながらも、ふんぎりがつかなくてそんな中に現れた野宮にほっと胸をなでおろす。どこまでもへたれで優しいお兄ちゃんだと思ったけれど、その後のお見合い話で男を見せた。強いだけが男でもないし、優しいだけが男でもない。きちんと話をして、お互いのいいところに着地をしたい。誰でも実家は大事だし、家業はもっと大事だ。

2021年11月20日

読書状況 読み終わった [2021年9月15日]
カテゴリ 羽海野チカ

「安達原」から「道成寺」前まで。安達原といえば鬼婆伝説。憲人が考え込んでしまったのは「鬼」の解釈。伝説と能とではそもそものスタート地点が異なることを知る。じいさまが語る鬼の語源。姿が見えない得体の知れないもの。が、心に残る。それは多分、今、こういう状態に身をおいているから。鬼になるもならぬも自分次第。憲人も鬼になっていたと自覚はした。鬼は否定していないと解釈していいのかな。いつ何時、「ちゃんと話し合え」ということがキーワードのような気がしてならない。

2021年3月14日

読書状況 読み終わった [2021年3月5日]
カテゴリ 成田美名子

もどかしいほどにストーリーが進まないスキップ・ビート。なんとか男をあげた敦賀さん。体感的に30手前のおっさんなんだけど、実際は20代前半。ちょこちょこと大人気なく未熟者な発言が見受けられるが、その歳なら致し方ない。むしろキョーコさんの若年寄っぷりのほうが異常なのか。身体能力の高さと役者むきの妄想力は持ってあわせた才能かもしれないが、それだって磨かなきゃ輝けないわけで、人に愛されるのも才能の一つ。まぁ、なんというか行くところまで行っちゃってください。

2021年1月30日

読書状況 読み終わった [2021年1月22日]
カテゴリ 仲村佳樹

あえてわざわざ地雷原に突っ込む青木。彼が警察官でよかったのかもしれないが、全き善を地で行く青木に警察官は荷が重いような気がしなくもなく。そもそもあんた手は二本しかなくて、舞を守るための手だろうが。薪さんが青木と関わって突き抜けたようでもあるが、弱くなったようにも見えて、付け込まれるなよと願うばかり。光の存在はBEASTARSのメロンとかぶるところがあって、1mmたりとも同情も理解もしないが、生い立ちは確かに凄惨だ。悪に染まるんじゃなくて、善に染まることができればよいが。

2020年9月23日

読書状況 読み終わった [2020年9月4日]
カテゴリ 清水玲子

前世の因縁は止まらない。蓮、ちま子は輪と亜梨子の子だからいたしかたないとして、そこまで派生するのか?ご都合っぽい感じがどうなんだろう。アスワドはそそのかされただけなのか。蓮の不思議話も日路子の不思議能力も信じるが、前世と天使の話は別物なカプツンはいたって常識人。蓮は蓮。前世がどうとか関係なく蓮じゃんっていうのが、男前だ。時として肝っ玉母ちゃんな亜梨子もちま子の一件に動揺しまくり。そりゃそうか。たまたま、月組でうまいこと転生したけど、月組外で転生されたら、乗っ取ろうとしてる存在に思えるか。

2020年9月23日

読書状況 読み終わった [2020年9月4日]
カテゴリ 日渡早紀

皆が皆、カインとアベルではないし、子供は親の所有物でもない。ゆがんだ愛情でも愛情は正しくはないし、それでも愛情を欲するのが人であるのであれば、愛を与えてくれる人、与えられる人と共に歩むのが幸せの道なのではないだろうか。俺は「かわいそうな子供」はやめたんだよ。妹の存在があって変わることができたカインと、オーガスタの呪いにかけられ、生き返らせることで永遠の愛を手にできると思ってしまったアレクシスと。人の業とは浅ましく罪深い一方で、愛と執着の結果、技術を進めた一面もあるのかと思った次第。

2020年9月6日

読書状況 読み終わった [2020年7月24日]
カテゴリ 由貴香織里

シギサワさんの描く人たちはどこかネジ飛んでる人が多いんだけど、魔法少女のネジの飛ばし方はかなり好きだった。なんともあれな旦那を持つ脚本家の七生。金銭的にどうにかしてしまうし、現実的によき妻をしてしまう。それで破綻するのは精神か、生活か、どっちもか。ちょっかいをかける中野監督が不誠実なんだか、律儀なんだかよくわからないんだけど、トラブルを楽しむ体質に変態の二文字が頭をよぎる。トライアンドエラーは過去の遺物。エラーおこしたら速やかに撤収して、違う道行くのがよいのよ。

2020年8月24日

読書状況 読み終わった [2020年7月23日]
カテゴリ シギサワカヤ

由貴香織里の初期の頃の短編集。由貴香織里といえばゴシック、ロリータなイメージがありすぎて、普通に少女漫画も書いてたんだと新鮮な発見。タイトルの戒音は時代とかいろんなものが詰まっていて懐かしいやら感慨深いやら。サブリミナルネタは他にもなんかあったと思うんだけど、思いつくのは宮部みゆき。多重人格っぽいくだりで思い出したのはPAだ。夏服のエリーは絵が楠桂っぽかった。時計じかけからむこうの3作はギャグっぽさもあるけど、嫌いじゃない。

2020年7月31日

読書状況 読み終わった [2020年7月3日]
カテゴリ 由貴香織里

キョーコ安定の大暴走の45巻。色々と顔面崩壊してうrのがきになるのは、さておき。もだもだしていた蓮もキョーコも動き出した。いくとこまでいけるのか。セドリック・D・ベネットは誰なんだ。己の理解力のなさの問題か、はたまた、森住さんも顔負けのミスリードなのか。はてさて。キョーコを追い詰めるまでの蓮がものっそいかっこ悪いんだけど。かっこつけている時よりいいなじゃないかと思った次第。

2020年6月23日

読書状況 読み終わった [2020年5月22日]
カテゴリ 仲村佳樹

何食べ?のよしながさんのイメージで手に取ったらガチなそっちの話だったのでご注意あれ。は、さておき。それはそれとして、人が人を好きになる物語には変わらない。田宮も藤堂も出会わなければどんな人生だったんだろうね。と、一瞬思ったが、会うべくして出会ったわけで、山こえ谷こえ最終的にそこにたどり着いたのなら幸せであろうと。結果、幸せであればオーライじゃないかと。

2020年2月2日

読書状況 読み終わった [2020年1月11日]
カテゴリ よしながふみ
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