PodcastトレンドウォッチでWOWOWのドラマが紹介されてて、面白そうだったので、原作小説の方を読んでみた。
主人公の松岡は、とある経済部の新聞記者。とある事情で政治部に異動となり、右も左も分からない状態から、いきなり官房長官番に抜擢される。
一方、松岡の元同僚で週刊誌記者の酒井は、政界の闇に迫るデカいネタをつかむ。
二人の物語が交互に語られ、次第に核心へと迫る語り口に、のめり込んでしまいました。
が、半沢みたいな話に、政治って結局こうなのかよ!とツッコミを入れざるを得ないです。。
トップリーグと呼ばれる、政権主要人物に特別に取材が許可された人たち。他社が取れないネタをもらえる一方で、批判しづらくなる、そんなジレンマがあったように思います。権力なんてロクなもんじゃないですね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年2月10日
- 読了日 : 2021年2月10日
- 本棚登録日 : 2021年1月19日
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