ブックオフの100円コーナーで、か行の著者を発掘する企画。本屋大賞第二位&山本周五郎賞ノミネートだそうです。
25歳の夫を亡くしたテツコと、その後も一緒に暮らす義父(ギフ)、その周りの人たちとの日常的な物語。
テツコが悲しみを全面に出してこないので、表面上は穏やかな展開なんですが、きっと内面では悲しみや苦しみを感じているんだろうなあと。そういう心の機微を周りの人たちとのやりとりから読み取れると面白いのではないかなと思いました。かなり雲をつかむような感覚なので、残念ながら自分は今一つでしたが。
重松清の解説を読んでから、本編を読み始めるのが良いかもしれません。
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- 感想投稿日 : 2021年5月5日
- 読了日 : 2021年5月5日
- 本棚登録日 : 2021年5月5日
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