店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う「旗師」宇佐見陶子。彼女が同業の橘薫堂(きくんどう)から仕入れた唐様切子紺碧碗は、贋作だった。プロを騙す「目利き殺し」に陶子も意趣返しの罠を仕掛けようとするが、橘薫堂の外商・田倉俊子が殺されて、殺人事件に巻き込まれてしまう。古美術ミステリーの傑作長編。
(1997年)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年5月10日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年5月20日
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