十二枚のだまし絵 (新潮文庫 ア 5-18)

  • 新潮社 (1994年12月1日発売)
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本棚登録 : 279
感想 : 21
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どうしても欲しい高価なネックレスを手に入れるための、見事な策略を成功させた人妻を描く「割勘で安あがり」、夕刻車で友人宅へ向う途中に追跡車に気づき、必死で逃げる女性の恐怖とその意外な結末「高速道路の殺人鬼」、四通りの全く違う結末が用意され、読者が好きなものを選べる「焼き加減はお好みで…」など、いずれも奇想天外なアイディアと斬新な趣向を凝らした十二編を収録する。
原題:Twelve red herrings
(1994年)
— 目次 —
試行錯誤
割勘で安あがり
ギダー・モーティマーの右腕
バクダッドで足止め
海峡トンネル・ミステリー
シューシャイン・ボーイ
後悔はさせない
高速道路の殺人鬼
非売品
TIMEO DANAOS
眼には眼を
焼き加減はお好みで…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年3月18日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年5月6日

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