「とりあえず、みなさんと一緒に、手に小さな石を一つずつもって、手近の「蟻の穴」を塞ぐところから初めてゆこうと思います。
ご健闘を祈ります。」
あとがきの最後、私の手にも「蟻の穴」を塞ぐことの出来る小さな石が一つくらいならあるだろうか?と自問した。
この本に書かれている文章は恐怖心を煽るようなものではく、時にくすりと笑ってしまうほどに冷静で丁寧で、そして優しい。
心配事はたくさんある。
内田さんが指摘する歪みが私の中にもあると感じるし、自分のことも周りのことも全く見えてない。
というよりも見ようとしていないんだな。
「あきらめ」に浸ってしまっている気がする。
危機的状況になった時に私に生き残ろうとする気力が果たしてあるのだろうか?と真剣に問いかけてしまう。
答えは見つからない。
でも、私も「アンサング・ヒーロー」になれたらいいな、とは思った。
「蟻の穴」を一つでも塞ぐことが出来れば嬉しいな。
そんな目標が出来ました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年3月27日
- 読了日 : 2014年3月27日
- 本棚登録日 : 2014年3月27日
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コメント 2件
kaze229さんのコメント
2014/04/15
takanatsuさんのコメント
2014/04/16