表紙の「日本の文具はすごいぞ!」の文句はかなりのインパクト。
確かにすごい気はするなぁと言うのが読む前の最初の印象。便利だし、たまに新製品を使うと進化に驚くこともあるし‥。
そんな漠然とした視点で今まで文具を見ていたが、この本を読んで目から鱗。どこがどうすごいのかが分かる。
文具の内部の構造を詳細に観察し、製品の特徴や隠れた工夫のすごい点を解説してくれている。
もうそれが細かいのなんのって!小さい道具の内部構造だから当たり前だけど、読んでもよく分からない説明もあった程。
(昔から立体的に想像するのが苦手分野)
それでもよく考えられていることは分かるし、外観からは分からないいろんなこだわりや、発想の転換の素晴らしさには感嘆の一言。
これから文具を見る目が変わりそう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年7月2日
- 読了日 : 2011年7月2日
- 本棚登録日 : 2011年7月2日
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