流れる川にカヌーを浮かべ、旅をする。
水面のすぐそばで、川の様子を眺めたり、釣りをしたり、日が暮れるとその日の宿を探したり。
大きな船とは違う、身の丈にあった旅の手段。カヌー。私は湖で体験した程度だが、その自由さ、ワイルドさ、そして不自由さは、とても憧れる旅の一つの形。
そんな旅の相棒としての犬。作者や仲間たちがガクに寄せる愛情と友情が、川を巡る自然描写とともに描かれていて、作者の後ろを漕いでいるかのような気持ちにもなる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年7月25日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年7月25日
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