あと二作品、未読のグリシャム作品が手元にある。年越しの読書はこれに決めた。
男は贖罪のために現れた―のか?その月曜日、カンザスの牧師キースのもとを訪れた元服役囚の不気味な男ボイエットはおぞましい告白を残してゆく。脳腫瘍で余命わずかな男は九年前、強姦殺人を犯したというのだ。結果、冤罪の若者が死刑宣告されたとも。刑の執行は木曜…四日しかない!リーガル・スリラーの巨人グリシャムが満を持して放つ大型タイムリミット・サスペンス。
スリリングな展開、凄絶な獄中の描写、でもどこかユーモアある筆致は、さすがページターナーの本領発揮です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
翻訳ミステリ
- 感想投稿日 : 2017年12月31日
- 読了日 : 2017年12月31日
- 本棚登録日 : 2017年12月31日
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